BMW i3に試乗
2015年 09月 21日
試乗車は各店舗では持っていないらしくて、何台かが共有で、
期間限定で店舗に貸し出される形らしいです。
モーターショーで発表されたとき、見た目のダサさに興味が全然わきませんでしたが
電気自動車がチラホラ見かけられるようになった今、BMWが作る”100%電気で動く車”ってどんなものなのでしょう?
i3のモーターは125 kW/170 PSの最大出力と250 Nmの最大トルクを持っています。
数字だけだと、実用的には不満なさそうですよね。
しょぼい2.0リットルエンジン位かな?
航続距離は標準の「コンフォート」モードで130~160kmだそうです。
遠出は出来ませんね。
その辺を買いものするくらいしか、できないと思います。
充電は、サイトを見た感じ30分でできるそうです。
しかし、充電スタンドは未だBMWでも整備してないみたいでディラーでも持ってない場所が
多いらしいです。
なので、日産(!)ディーラーに行ったり(リーフがあるからね)、充電設備を持つショッピングモールとか
高速道路のPA・SAでチャージするしかないんだとか!
自宅に設備を作る場合は、40-50万円かかると、営業マンが言っていました。
まちがっても、お家のコンセントからは充電できないそうです - ブレーカー落ちる。
重量配分は、BMWらしく50:50 だそうですよ。
しかも後輪駆動。
こんなところでもBMWらしさを忘れてないんですね(前輪駆動でいいんじゃネェのと思うけど、BMWとしては後輪駆動のほうが得意なんでしょうか?)
内装は・・・・
いつものBMWデザインじゃないです。
BMWっていえば、どの車もダッシュボードがそっくりでメーターのフォントも形も
夜のライトも、み~んな同じです。「そういう狙いで作っている。」という話を聞きましたが
i3はもう、全然別物。
BMW MINIがそうであるように、BMWでありながらぜ~んぜんちがうエンシュツをしているようです。
ドアパネルなんて、一部「え?なにこれ、廃材つかってんの?」みたいな部分が有ります。
(リサイクル素材だそうです)
シフトレーバも個性的。
上下に動かすんじゃ無く、銀色の部分を回します。
中に見える【Start/Stop】ボタンで、車を起動します。 『P』は、レバーの上側についているんです。
操作系もすべてエレクトリック!って感じですね。
走り出してみるとこれが・・・・
面白いッ!!!
まず、クリープが無い。
Dにしても、走り出しません。クリープがあると思っていると拍子抜けしてしまいます。
そして、アクセルを緩めるとブレーキを踏んだかのような減速が発生して
ブレーキを踏まなくても、停まります。
そう、ブレーキ踏まなくてもアクセルを緩めるだけで、まるでブレーキを踏んだかのような
減速が発生し、0Kmになって止まるのです。
だから、車のスピードコントロールはほぼ90%、アクセルのみ。
それも、惰性走行はほとんどしてくれないので、アクセルペダルの踏み方を調整して走るのです。
これが、スゴイ面白い。
さらに、アクセルをベタ踏みをすると、すさまじい加速感ッ!!
めちゃ速い。
下手な、ターボ車なんか目じゃない加速感です。
しかも無音。
どっかのサイトでは「M3並の加速。」だなんて、書いてありましたよ。
エグゾーストノートもなく、走るなんてツマンナイでしょ・・・なんて思ったけど
実際乗ってみると、これは面白い。
びゅんびゅん走ります。
このシステムを【i】ブランドで守らないで、もっとBMW 1/BMW 2/BMW 3位まで広げてほしいです。
もっと普段使い(普通な)車に、この技術を使って身近なものにしてくれれば
いいのになぁ~って思います。
もち、BWM MINIにもね!
たしか、MINIの電気自動車版はすでにあったはず。
https://clubmini.jp/8464
そして、今度は2019年に2ドアMINIが電気自動車として登場するという
うわさもあるのです。
The new Mini-E will have the potential to be even more “electric” than the i3.
The new Mini-E will be introduced circa 2019, a two-door hatch
http://www.bmwblog.com/2015/04/29/bmw-electric-drivetrain-evolution-and-the-new-mini-e/
これは、楽しみですねぇ~! +(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +